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エスコバル 楽園の掟のgolgomanのネタバレレビュー・内容・結末

エスコバル 楽園の掟(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

兄貴とかその奥さんとか仲間とかと一緒に、サーフィンしにコロンビアにやってきた主人公のニック(ジョシュ・ハッチャーソン)。
そこで現地の美女マリアに出会い一目惚れ。二人はすぐに恋に堕ち、あたしの尊敬するおじさんに紹介するわーって紹介されたのが、地元の超権力者パブロ・エスコバル(ベニチオ・デル・トロ)。
国会議員でもあり、地元民から分厚い指示を得ている大富豪のパブロ・エスコバルは、実はコロンビア最大規模の麻薬カルテルのボスという裏の顔も持ってた。
それを知ったニックは、ヤベーヤベー逃げようぜマリアって言うんだけども、その時には時すでに遅し。
さぁ若きニックとマリアの運命やいかに!!!

というお話。

好きな俳優のひとりであるデル・トロさんが麻薬カルテルのボスですって!!?そんなん絶対観なきゃだわ!!と思ってチェック。なんだけど、この映画、パブロ・エスコバルに焦点を当てた内容かと思ってたら、どっちかっていうと、そのパブロ・エスコバルの恐ろしさに巻き込まれたニックに焦点を当てた映画でした。ちょっと勘違い。
それでもデル・トロさんのエスコバルっぷりときたらまぁ〜怖い怖い。
最初の方では、かわいい姪っ子の彼氏だってんですごく優しいんだけど、徐々に徐々にその本当の顔が見えてきて、恐ろしいのなんのってもう。目がやばい。とにかく許せないやつはみんな処刑。容赦なく処刑。身内だろうがなんだろうが、処刑。こんなやつが実在してて、めちゃくちゃ権力持ってたってんだからほんと恐ろしい話だよね。日本に生まれてて良かった。

この映画はこの映画で良かった(と言っていいのかわかんないけど)んだけど、もっと完全にエスコバル寄りの内容で観たいと思った。
もちろんデルトロさんで。
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