わずか12分39秒の素敵な映画。
いい映画には長尺なんて必要ないんだな。
小品ながら、20世紀初頭の英国を舞台にしたJ・アイヴォリー作品のような、美しさと上品さがあります。
この短さでこの完成度は本当すごい。
2回観ると、またいろいろと発見があります。
ここからネタバレ…
人間て、いくつになっても恋をするんですね。
何度ルースに出会っても恋してしまうアーサー。
よく「生まれ変わっても君を愛する」なんていうけれど、それが嘘ではないこと、アーサーのルースに対する永遠の愛を感じさせます。
毎日新鮮な気持ちで恋ができるなんて、ある意味幸せなのかもしれません。
2回目はルース目線で観て、また涙が…
ただし、、
皆さんこのパターンはすでにご存知なのでは…
某有名恋愛映画とそっくりなオチですよね(タイトル言えませんが)。
もしあちらの映画を先に観ていなければ、もっと感動したかも。
でも素晴らしかったです。