テンポの良さ、映像の表現も素晴らしく、くわえてストーリーも、差別だとか、夢に向かいたい意思とそれに伴う挫折だとか、普遍的な要素で構成されていて、誰でも共感できる。レビューが高得点なのも納得。
が、盛り込みすぎかな。
ライフイベントすべてをたった2時間足らずで描いたらそりゃそうなるわ。
ひとつひとつのエピソードは誰でも共感できるのに、ミュージカル部分含めて10分くらいでどんどん話が進むので、感情移入してる暇がない。
ポンポンと話が進むスピードは、個人的には好きなんだけどね。
でもやっぱり、編集とか演出とかめちゃめちゃ練ったんだろうなあというのが感じられて、印象は良い映画。