ストーリー、演出、音楽どれもが素晴らしすぎる！
タイトルの通り、とある興行師（ショーマン）のを主人公とする話だが、この映画自体が最高のショーそのものだと断言して間違いない。
まずストーリーは起承転結、喜怒哀楽はっきりしていて分かりやすい。
大筋は小学生でも理解できる。
理解しやすいお話だからストーリーの奥にあるテーマ（多様性や愛、夢、家族など）までしっかり味わうことができる。
一つ一つ語りたいが、ここでは余白が少なすぎる。
音楽や演出も無駄がない。単品で良いのではなく、それもストーリーを丁寧に味付けしている。何度も出てくる演出や歌は使い回しでなくそれぞれにしっかり意味があるので目が離せない。
ただ一つこの映画に注文をつけるとしたら、時間が短すぎる。作り込まれてこの上映時間がベストなのは分かるが、もっとずっと見ていたい、歌を聴きたいと思わせてくれる、そんな傑作。
