このレビューはネタバレを含みます
🌙2024.05.11_24-93
「最も崇高な芸術とは人を幸せにすることだ」
公開時、映画館に見に行って圧倒された映画。
映像もとても綺麗だけど、曲がとにかく好き。歌詞もメロディーもとても好き。サントラ聴くぐらいお気に入りの曲ばっかり。
正直主人公には全く共感できない。ショーのみんなを売れるための道具としか見てない感があるし、家族よりも自分の成功しか見ていない感じもあるし、浮気もするし...
リンドと世界に出たバーナムと残った家族とショーのみんなの対比が辛い。
ただ斬新な発想を生み出したり、建物が燃えてしまった後にもう一度建物を建てるのではなくテントを使用する発想とか...天才的な世界観は尊敬できる。
実話ベースらしいけど設定に少し違う点があるのと、実際のバーナムは金儲けの為に非情な手段を取る時もあったそうで、彼の事をあまりよく思わない人も多かったそう。ただ作中の台詞にもあったようにこの時代に差別の目を向けられたが、彼のおかげで救われた人達もいるのだろうな。
あと本当にゼンデイヤが美しい。ピンクの髪が幻想的。アンとフィリップの2人が歌うシーンが個人的なハイライト。ラストのフィリップに受け継ぐシーンもグッとくる。
地球最大のショーの物語。