れいん

グレイテスト・ショーマンのれいんのレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
5.0
観たくて観たくてたまらなくて仕方なかったけど我慢して、大切にしすぎて観る機会を逃していましたが死ぬ前に一度観なきゃと勇気だして満を持して観ました!!!
開始数十秒で心がぐわっと鷲掴まれました。かっこよすぎる!!幾度となく様々な番組、CMで聞いてきたけれど本家本元を聞いた瞬間に引寄せられるまま一気に観ました。
一瞬でした。怖かった。面白すぎて。時間があっという間に過ぎていて、飽きる間さえもなかったです。まるでお伽噺のようなファンタジーの世界に迷い込んだような美しさ、まさしくうっとりするような時間でした。
ミュージカル映画は幾つか観たことがあるけどこれは特別ですね。現実感がない。そこが良かったです。海外のビジュアルだから夢のような世界が広がっているから没頭できたのだと思います。これが日本だったら相当萎えていたと思います。
内容は何度か涙するシーンもあり、どれだけ指を差されても自分を認めてくれる場所があり仲間がいて家族がいるのはなんと心の支えになるのだろうと思いました。バーナムが最初のあの張り手されるシーンが確実にこの映画の言いたいことが描かれる象徴だと思いました。彼のその後の人生が紆余曲折ありながらもリンドになびくことなくきっぱりと譲るときの台詞が「子育てだよ」の言葉に私は全ては家族の為なんだなと思いました。家族愛がすごすぎて行きすぎてしまったんだろうなと。
好きなシーンはたくさんあるのですが、酒場で仲間達と踊り歌うシーンはすごいなーと感動しました。彼ら演者側が日々鍛練している努力しているのが本当によく分かるので。あのシーンだけでも相当なものだと思います。レベルが違いすぎる。
ディスイズミーのところは、これか!!と。楽しいところでも素敵なところでもない。彼らの蓄積された叫びと強さがありありと発散されていました。
バーナムのお子さんがピーナッツ(成り上がり)と言われているのにむねがぎゅっとなりました。小さな子がバレエをすることにすらそんな偏見や差別があるんですね。
実家の隣に家を買って住んで、親と会わないなんてことあるんですかね?そこが少し疑問でした。
ヒュージャックマンが相当な実力を持っている俳優ということは知っていましたが、その姿を見たことがなくて初めて彼の実力を見ました。すごすぎる。すごすぎて自分の目が確実に肥えた気がします。歌って踊れてかっこよくて渋くてスタイルよすぎました。
リンドは最後辺り美しすぎて、でも見たことある人だなって調べたらミッションインポッシブルに出ていた大好きな俳優だ!って気づいて驚きました。全く違う!歌唱シーンは夢心地すぎて心が震えました。でも、歌唱してる方は別にいてレベッカファーガソンではないそうですね。私はその心意気も含めて感心しました。
ゼンデイヤ、なぜこんなに人気あるんだ?って疑問に思っていました。分かりました。美しくてかっこいい!歌声がきれい!スタイル神がかりすぎています。なのにナチュラルにすると本当に可愛い。
ザックエフロンと二人で歌うシーンは素晴らしすぎてまるで夢のようでした。あのシーン簡単じゃないと思うんですよ。かなり複雑なことをしてると思うんです。たくさん練習したんじゃないでしょうか。
サーカスのシーン、オープニングとエンディングで全く違うけれど力強く本当にかっこいい!何度観てもいい!
皆さんが絶賛するのがよく分かりました。見ることができて良かったです。
続編を検討しているとネットにありましたがどうなんでしょう。こんなにすべての音楽が素晴らしく素敵な映画、またみられるのでしょうか?
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