19世紀に実在した興行師の半生を描いているらしい。
アメリカのレビューサイトで評論家から酷評、観客から絶賛されてる理由が分かった気がする。
ショーを成功させるまでにはかなりの紆余曲折があったかと想像するが、映画はそこんとこあまり深く掘り下げて描かず、表面だけをサラッとなぞったようなテンポの良いストーリー運びだった。
キャラクターの心情の変化とかも掘り下げて描かれないので、皆さん素晴らしく物分かりが良いですね、といった感じ。
普通の映画なら「浅い!」と一喝されて終わりかもしれないけど、この映画はミュージカルシーンとストーリーのバランスがとても良いと感じた。
くどくどしてなくて退屈しないし、楽しいし、凄く見やすかったです。
個人的にはミュージカル映画が好きじゃ無い層にもウケが良いんじゃないかなと思う。
ザック・エフロンとヒュー・ジャックマンがバーでやり取りするシーンが俺の一番のお気に入り。
二人よりもノリノリのバーテンダーに目が行くでしょ(笑)。