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ララランドの時に「ミュージカルは歌で心情を表すもの。それができてない」みたいなことを書いたが、今作はそれができていた。ミュージカル嫌いで、ディズニーアニメ以外は受け付けない(あ、サウンドオブミュージックも良いですよねぇ。1985年の不思議の国のアリスも)俺でも、「これだよこれ」と曲の音作り含めて力入れてんなぁと思った。が、途中で気付いちゃった。「あれ？これミュージカル曲じゃなくて普通の洋楽じゃね？」。ほとんどの曲の始まりはミュージカルのそれなんだけど、段々盛り上がってきて、最終的には全米ビルボードチャートだかグラミー賞の曲をただただ歌ってるだけの様に見えた(洋楽聴かないから分からんけど)。これミュージカル映画じゃなくね？ショーとかエンタメなら分かるけど。何でミュージカル嫌いの俺がミュージカル映画を擁護してんのか分からん。
ストーリーも、キャストを集め出した(ほぼ冒頭)頃から、嫌な胸騒ぎがしてたんだが、貧乏人が成功を夢見て、成功に縛られ、失敗し、再建するという見飽きた内容。ストーリーはあって無いようなもん。ララランドチームって言っても、監督はやっぱり違ったのね。捻りを期待しちゃった。
ミシェル・ウィリアムズがレア・セドゥに、ザック・エフロンがクリス・パインにしか見えなかった。
奇人の中に普通の人が混ざってない？
練習や調教のシーンが一切無い。
ダンスとバーテンは良い。
カットと編集も良い。
ヒュー・ジャックマンて歌上手いんだね。
姉妹がかわいい。妹の最後の見せ場の衝撃度高くて笑った。
多分歌って踊れればいいと思ってる人には評価高いんだろうなぁと思った。
IMAX字幕
