ユータ

グレイテスト・ショーマンのユータのレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
4.9
ストーリー/18点(20点満点中)
キャスト/20点(20点満点中)
音楽/20点(20点満点中)
映像&表現/20点(20点満点中)
雰囲気/20点(20点満点中)

トータル/98点(100点満点中)

「何でこれが2018年アカデミー賞の作品賞にノミネートされてないんだ!フザケンナ!」

今年初の劇場鑑賞の映画に選んだ『グレイテスト・ショーマン』。

冒頭から引き込まれちゃいました!
全編見どころしかない!

ストーリーは、バーナムの成功と挫折、葛藤を描きながらも、人種差別の愚かさなどをしっかり描いていたのも良かった。
ただ、もう少しだけバーナムの劇団員に焦点を当てたら、トータル100点満点になったかもしれない。

キャストは、ヒュー・ジャックマン以外はミュージカル映画であまり見ない顔ぶれなので、歌はどうなのかとちょっと心配になったけど、ジャックマン以外のキャストの演技はもちろん、歌も上手いし、何よりもキャスト全員活き活きしてるので、文句無し!

音楽は、全編が10割だとして、5~6割くらいがミュージカルシーンで、その中の歌曲で印象に残るものが多かった。
特に好きなのは、冒頭の『The Greatest Show』と、アカデミー賞の歌曲賞にノミネートされた『This Is Me』。

映像&表現は、カメラワークとか、スローの使い方がとにかく上手い!
とにかく、ミュージカルパートの映像が最高だった!圧巻!!

雰囲気は、ディズニー映画を彷彿とさせるような雰囲気。
ヒュー・ジャックマンとミシェル・ウィリアムズらが歌ってた『A Million Dreams』の曲の構成でアナ雪の『雪だるまつくろう』、曲中でフィニアス(ジャックマン)とチャリティ(ウィリアムズ)がアパートの屋上で歌い踊るシーンはアナ雪の『とびら開けて』を思い出した。
この映画を観た人で少しでもアナ雪を思い出した人は、多分僕だけじゃないはず!

この映画のメッセージは、《人種差別、貧富、格差、偏見などがあっても、周りに流されずありのままに生きるべき》ということだと思う。
合ってるよね?

エンタメ性がありながら、今の世の中に必要不可欠なメッセージがあるのが凄くいい!最高!

ミュージカル映画が好き、嫌い関係無く、今の世の中を生きるすべての人に観てほしい。

自分の好きな映画にこれが加わった。
この映画のおかげで、明日からも頑張れそうです。

P・T・バーナムのように、人の個性を受け入れることができる人が増えれば、もっとこの世は幸せになるのに…


【おまけ】
この映画をどこで観ようか考えてて、浮かんだのが、重低音がすごいT・ジョイ京都と、TOHOシネマズ二条のIMAXと、イオンシネマ京都桂川のドルビーアトモスの3つが浮かんで、音響的に好きなT・ジョイ京都にした。

しかも、一番キャパが多い10番シアターでの上映!
T・ジョイ京都は、重低音は凄かったけど、中高音はクリアに聴こえて、音も大きいしかなり良い!
10番シアター限定のスクリーン左右のJBL製のラインアレイスピーカーがいい仕事してるんです!

前回、この劇場で『劇場版SAO』を観たときの9番シアターも良かったけど、ラインアレイスピーカーのおかげで、より良い音になったような気がする。

4番シアターが台詞がハッキリ聴こえて良いそうな。

もし余裕があれば2回目、3回目も観たい!
今度はIMAXで観ようか、ドルビーアトモスで観ようか…
ユータ

ユータ