「バカ騒ぎ(サーカス)か、良いね！」
お金持ちで上流階級のお嬢ちゃんに惚れてしまった、貧乏仕立て屋の息子。
おっきくなって、彼女と結婚したは良いが貧乏生活は変わらず、美しい妻と可愛い娘二人と夢を語る日々…
会社の倒産を期に一念発起。
世界中の珍しい物を展示する博物館を購入するも泣かず飛ばず…
しかし娘の一言がヒントになり、ユニークな人(フリークス)を集め興業を開始する。
この見世物は大当たりし、彼の一座は英国はヴィクトリア女王へ謁見する栄誉を賜る。
彼の次の計画は「本物のオペラ歌手」で名声を得ること。
この時の彼は全く周りが見えていなかった…
ラ・ラ・ランドよりも、こちらの方がしっくり来ました。
さすがに音楽は同じスタッフだけあり、出だしからの高揚感が半端じゃない。
実話を元にしているが、そんな事は些細な事に思えるほど最後まで楽しめました。
メインのキャラクターも良いのですが、フリークス達の魅力に私は一番心惹かれました。
彼らを掘り下げすぎない描き方も良かった。
本物を求め過ぎたインチキ興業主の手練手管をご覧ください。
