のふのふ

グレイテスト・ショーマンののふのふのレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
2.0
(^ω^)(^ω^)(^ω^)(^ω^)
(^ω^)(^ω^)(^ω^)(^ω^)
ぬぁぁ( ゚д゚ ;)ぁぁあ
(^ω^)(^ω^)(^ω^)(^ω^)
(^ω^)(^ω^)(^ω^)(^ω^)

なんでしょう、このペラッペラの物語を歌のパワーと笑顔で押し切った感...




期待が高すぎたのもあると思うのですが、
正直すごい微妙でした....。
ミュージカル映画を見慣れてないのもあるんでしょうか(´・ω・`)



1番楽しめたのはヒュージャックマンとザックエフロンの酒場でのシーン!

ザックエフロンがピーナッツの殻を床に捨てた後、すかさず高速で床をモップがけしながら横切って行く男が最高!!!
高速床モップ男最高!!!









ここから先は、捻くれた人が書いたひたすら捻くれた感想ですので
気分が悪くなるかもしれません。
ごめんなさい|ω・`)
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まずヒュージャックマンは大好きな俳優さんなんですが、
主人公が不快。
〝僕は自分の耳ではなく評判を信じる〟
常に自分のこと、そして金のことしか考えずサーカスのみんなを騙して大儲けしていくバーナム。
あれだけの描写で彼は変わったの?
最後の彼の行動もどうなの...
観終わった後、PTバーナムの実人生を知ってさらにげんなり...




あと
浅いストーリーを誤魔化すように
とにかく歌のパワーで突き進みすぎ!
そして歌い終わったら全部解決してる雰囲気になっていることが多く、
さすがに力業すぎる...
正直誰にも感情移入できませんでした!

の癖にビジネス、家族愛、個人のエゴ、社会的弱者への差別と色んなテーマに手出してて、全部うっすい



バーナムのサクセスストーリーの飾りでしかないような存在になってしまってるサーカスの人達の浅い描き方も気になりましたね


特に終盤、自業自得でバーナムは全てを失うのですが、
なんとサーカスのみんなからあっさり手を差し伸べられてびっくり!!
えぇぇぇ軽っ!
(優しすぎると感じる僕が捻くれすぎてるだけかもしれませんが|ω・`)....)



そして気づけば歌が始まってすべて解決!
私達は家族ぅぅぅ♪
とにかく歌って踊りまくれ!
これはやけくそなのか、
それとも....ストックホルムシンドロームですね(すっとぼけ)





バーナムの本性が現れる中盤の〝この後ショーがあるだろ〟の胸糞シーンの居心地悪さは消えず、
そのままあっさりエンディングへ!

THIS IS ME((o(´∀`)o))どーーーん
って結局このサーカスの人達の苦悩、葛藤が深く描かれもしないまま、こんなドヤ顔着地されても正直微妙です!!


前日に「シェイプオブウォーター」を観てたのもあって、流石にこの描き方は雑すぎるんじゃないでしょか
何となくいい感じの雰囲気で終わってましたけど、バーナムやショーの観客のマイノリティへの見方が変わったとは全然思えない


記憶違いかもしれませんが、
見世物サーカスを批判してた評論家が納得したのもフリークショーではなく、ジェニーリンドの歌を聴いての心変わりだったこともなんか引っかかります
(そしてあれはオペラなの?)




あと楽曲もきらいではないんですけど
何だか全部今風のポップソングっぽくて個人的には乗れず...。
ミュージカル映画というとララランドの印象が強くてどうしても比べちゃうんですが、
あちらは楽曲もジャズがしっかり組み込まれてて世界観もわかりやすかったし、
他者を排除した2人だけの世界にしっかり焦点を当ててくれててミュージカル初心者の自分にはとっつきやすかった!
自由自在に動きまわるカメラワークも観てておもしろかった





あと
〝エンターテイメントを通して自分の居場所を手に入れる〟
それならガースジェニングス監督のアニメーションミュージカル映画「シング」の方が断然おもしろいわっ!





以上、「グレイテストショーマン」!
ミュージカル映画の見方が間違ってるだけかもしれませんが、ひたすら合わない作品でした
誰にも感情移入できない&陽パワーだけで押し切る映画はどうも苦手です

DVDや自宅で観ると評価がさらにガクッと落ちそうな作品!
大音量大画面ありきなので映画館で観ておくのがオススメです!
のふのふ

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