このレビューはネタバレを含みます
実在する人物をモデルにしたショー
歌姫との関係(実際は90回以上の公演をこなしたあと平和的に契約解消したらしい)などいろいろ脚色されている部分があるんだろうけど、紆余曲折 起承転結、それでショーとして面白くなるならバーナムさんは喜んでいるはずだ。
ただサーカスメンバーのコンプレックスについてはもう少し詳しく描いてほしかった。アルビノ?や双頭?の人物などはほぼ背景だし。
自分から応募してきた人たちは除いても、バーナム自ら口説いた人くらいはさ?
親指将軍は描かれなくとも、辛い日々を過ごしてきたことが想像に難くないからいいけど、問題は髭女。
ほっといて構わないで隠れて暮らすのって言うわりにめちゃ歌いながら仕事してるし!
彼女はマスクや布で顔を覆ったりしなかったのか?剃るのは無理だったのかな
ってか脇ツルツルやん!脚すべすべやん!ホルモンバランスの異常だろうに体毛は???
…などなど、疑問点多数でつけ髭をしてる女性にしか見えなかった。彼女が背景キャラならよかったんだけど、モブメインとでも呼ぶのか重要な位置にいたのは映画へ没入するのに邪魔だった。
しかし胡散臭い人物を夢あふれる主人公に変えた映像と音楽とヒュー・ジャックマンの力は見事なり!
火事場に突入して男ひとり抱えて戻ってくる姿はさすがジャン・バルジャン!!
レ・ミゼラブルもう一度観たくなった
歌はスウェーデンのナイチンゲールのものがやはり圧倒的だった。あとザック・エフロンの高音部の歌い方もかなり好き