あまり好感持てない主人公。起伏テンプレ感。そんなんでいいのか、なまとめ方。一応実話ベースだししょうがないけど話はイマイチだったり何だかなーだったりする。
これミュージカルでなければかなり印象違う作品になってしまうと思う。
ということはミュージカルゆえの魅力がふんだんにある作品と言うこともできる。
好人物に仕立てなくても好まれる作品にできる自信があったのかもしれないし、好人物に仕立てずとも好まれる作品にすべく色々頑張ったのかもしれない。ともあれあまり好感持てない主人公と話なのは確かで、それでも魅力ある作品。
この作品のいいところとして楽曲の魅力とメインキャストの歌唱力がまず挙げられるだろうが、掛け合いの歌があることとその見せ方、アンサンブルが大きいと思う。ヒュー・ジャックマンとザック・エフロンの掛け合いの場面でテンション上がった。ミュージカル映画て見せ方なんだよなー。
フロムナウオンのとこは単にソロ歌だったらそこまで盛り上がらなかったろうし響かなかったと思う。
多少ご都合展開だろうとそれがどうしたと思わせるような力があったのは大勢によるコーラスやダンスあればこそで、ミュージカルの魅力をわかってる人が集まって作ってる感じがしてちょっと感激。
音楽がララランドの人達ということで全く期待してなかったが、キャッチーな曲複数あるし、軽い音づくりが持ち前の個性のようだが今回はそれでも厚み持たせてたとは思うし、歌場面無駄撃ちしてない感じだし、色々だいぶ練られてる作品だと思う。
ストーリー面に粗や厭味はあるけど、これほどの完成度でオリジナルミュージカル映画を作ったことが凄いので、割と色々気にならない。
ネバーイナフの人は本人歌唱でいける人にしたほうがよかったと思うので、そこは残念かなー。画竜点睛というか。
コレクターズエディションみたいなやつ買ったけど特典ディスクまだ見てないな。
⛸🇷🇺アレクサンドル・サマリン選手2018-2019シーズンFS使用曲だったので観ようと思った記憶。フィギュアスケートでよく使われてて、男性ボーカルのネバーイナフとかも聴いた気がする。フィギュアスケートは色んな曲の様々なアレンジ(妙なの含め)や珍妙な切り貼りが聴けるのもある意味面白い。