いちみる

ネオン・デーモンのいちみるのネタバレレビュー・内容・結末

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

❤️‍🔥

🌹モデル業界を舞台に描いた作品。非常に抽象的なシーンが多かった。
🌹赤と青を基調とした色を時に鮮やかに時に繊細に使っていた。オープニングやエンドロールでは、ネオンやラメがキラキラしててすっごく綺麗だった。あと音楽もネオンカラーに合うような不思議感漂ってる曲で素敵だった。
🌹うちは可愛い系より美人系が好きだからサラが1番好みだった。
🌹まさかのモーテルの管理人キアヌとはw
🌹ジェシー個人的に嫌いだったな。最初から自分の可愛さ知ってて先輩モデルのサラとジジ(先輩と思ってないだろうけど)見下し、後半天狗になってた。自己中ナルシストの極みだった。初っ端からそんな調子だと周りから妬まれてギスギスするに決まってるじゃん。ましてや、モデル業界は女の世界なんだから。
まさに出る杭は打たれる。飛び抜けすぎて逆に抜かれてたけど。
🌹鏡がすごく登場してた印象。そしてジェシー、自分が映った鏡よく見つめてた気がする。鏡よく見る=ナルシストなイメージ。
🌹モーテルに現れた山猫は何を意味してたんだろ?
🌹ジェシー、ハンクのことずっと嫌がってたな。乱暴で怖いだけじゃなく、自分の美貌に魅了されない人物だったから苦手だったんじゃないかな。ハンクだけジェシーの美しさに反応しなかったし。ジェシーは自分を認め、一目置いてくれるような人以外は毛嫌いするタイプなんだろうな。
🌹ジャックが金ピカにしたジェシー、モデル業界の金の卵って感じ。天性の魅力を持っていることから普通の卵よりランク高めの金の卵。あと金ピカにすることでジェシーの美貌は無限の可能性が秘められていることを表現してそう。
🌹ルビー、ジャックには用心って言ってたけど特に何も起こらなかった。これはジェシーを狙ってたからそー言ったのかな?
🌹自分達を食べ物(腐った牛乳)に例えそろそろ賞味期限が切れるって言ってるのなんか悲しい。腐った牛乳より新鮮な肉ね…。
🌹ムカついてトイレの鏡割ったサラに対して「あなたよかった本当よ」は煽りでしかない。サラの立場になったらばかムカつく。
でも、その後ジェシーの手の血舐めるサラも頭ぶっ飛んでた。
🌹ショーにも出てきたけどたまにある1つの三角形、3つの逆三角形はなんだったんだろ。三角形はジェシー、逆三角形はルビー、サラ、ジジの3人だったのかな?
🌹ルビー屍姦はやべえよ。ジェシーに拒否られて更にジェシー欲しい欲増してるよ。こわいこわい。
🌹最初の3人でジェシー殺すとは。
🌹可愛い子の血肉を食し、血を溜めた浴槽に浸りその人を自身の中に取り込もうとする行為、また自身の美貌を保とうとする行為、吸血鬼を連想させられる。
🌹月明かりを浴びながら盛大に失禁するの何?しかも結構な大量。
🌹ジェシーいなくなったのに誰も気にしてない…身寄りもないし、新人だからだろうけど。人の入れ替わりの激しいモデル業界こわいわ。
🌹あちゃー、ジジ人肉食べたことで正気失っちゃった。急な切腹。ジェシーは死んだ後も人に色んな意味で影響を与え続ける危ない子だったね。
🌹サラは多くの人から注目を浴びたい、トップモデルになりたい、という気持ちが1番強かったように感じた。ジェシーのこと殺して食べるし、ジジが吐き出したジェシーの目玉勿体ないと言わんばかりに食べるし、正気失って切腹したジジを見て少し動揺するけど私はそんな結末は辿らないといった感じにあたふたせずサングラス掛け直して戻っていくし…それだけモデルとしてのプライドや意志が強かったんだろうなって思った。
🌹登場人物、大半が狂ってた。屍姦にカニバリズム…えぐいわ。

💄••┈┈┈┈┈以下ネットより┈┈┈┈┈••💄

🌹監督は色覚障害があって曖昧な色味の差を認識しづらいらしい。だからパキッとしたコントラストの強い色を使用し、独特な表現ができるらしい。
🌹ナルシシズムあるいは自己愛とは、自己を愛したり、自己を性的な対象とみなす状態を言う。語の由来はギリシア神話に登場するナルキッソスである。ナルキッソスはギリシアの美しい青年で、エーコーというニンフの求愛を拒んだ罰として、泉に映った自分の姿に恋するという呪いを受けた。彼はどうしても想いを遂げることができないので、やつれ果て水面に写った自分に接吻をしようとして、泉に落下して溺死し、彼が死んだ泉には水仙の花が咲いた。ナルシシズムを呈する人をナルシシストと言うが、日本においてはナルシストという言葉で浸透している。
🌹バートリ・エルジェーベト(16世紀のハンガリーの女性貴族)は史上名高い連続殺人者とされ、吸血鬼伝説のモデルともなった。"血の伯爵夫人"という異名を持つ。
〜吸血鬼伝説〜
ある時、粗相をした侍女を折檻したところ、侍女は出血をし、その血がエルジェーベトの手の甲にかかり、血をふき取った後の肌が非常に美しくなったように思えた。そのことがあってから、若い処女の血液を求め、侍女を始め近隣の領民の娘を片っ端からさらっては生き血を搾り取り、血液がまだ温かいうちに浴槽に満たしてその中に身を浸す、という残虐極まりない行為を繰り返すようになった。その刑具として「鉄の処女」を作らせ、用いたと言われている。
血が流れることを好んだ、被害者の皮膚をかじって血肉を喰らう行為、淫乱で黒魔術を好み悪魔崇拝をしたという証言から、吸血鬼のイメージが付加されるようになった。彼女を描いた有名な文学作品にはファーイ・アンドラーシュ著『2人のバートリ・エルジェーベト』、シュプカ・ゲーザ著『呪われた女』などがある。
シェリダン・レ・ファニュの女吸血鬼ホラー小説『カーミラ』(1872年)は、バートリ・エルジェーベトをモデルにしたと伝えられているが、定かでない。
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