未成年の教え子による女性教師へのストーカー行為を描いたスリラー作品。
ジェニファー・ロペスがヒロインを演じ、ライアン・グスマン、イアン・ネルソン、ジョン・コーベット、クリスティン・チェノウェスらが共演。
高校で文学を教えているクレア（ジェニファー・ロペス）は、夫（ジョン・コーベット）の浮気が原因で別居しており、高校生の息子（イアン・ネルソン）と二人暮らし。そんなある日、隣に住む一人暮らしの老人宅に、介護をかねて19歳の甥ノア（ライアン・グスマン）が引っ越してくる。クレアはノアにガレージの故障を直してもらったことをきっかけに、彼に対して好感をもつようになる。そんな折、息子が別居中の夫と外泊した夜に、クレアはノアに体を許してしまう。ノアはそれからクレアに付きまとうようになり、彼女の授業にも出席する....
女教師の若い青年によるストーカーの恐怖を描いた作品。
夫には浮気を責める一方で、自分は未成年の青年と一夜を共にするのが情ない。その代償として自業自得の報いを受けることになる。
ジェニファー・ロペスが色気たっぷりで思い悩む女教師を好演している。
ストーリー展開は読めるものの、彼女の迫真の演技と演出で最後までハラハラさせられて楽しめた。
ラストの闇夜に燃え上がる炎が感慨深い。
「何がヒーローよ」
「みんなで帰りましょう 私たちの家に」
2024.4 テレ東で鑑賞（午後ロード・吹替：高橋結花 訳）
