ネオニダス

劇場版 境界の彼方 I'LL BE HERE 未来篇のネオニダスのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

結局何やったんや?これ
なんかあまりにも色々なことが説明不足な気がするんよな、流し見してるわけではないけどそれでも、ん?ってなるところがおおすぎる

作画とかは素晴らしいし、多分キャラとか舞台の設定とかもよく考えられてるんやろうけど、それを「一つの作品」に昇華しきれてない感じが強い。もったいないなーって思うわ。2クール+劇場版1つみたいな構成にしたら良かったかもしれん。

尺不足で、栗山さんの「呪われた一族」もどんだけ呪われてるんかよくわからんのよな、なんか迫害されてるシーンちょいちょい挟んでたけど、それも説明不足やと思うから感情移入しづらいというか、我々普通の人間からしたら、「血を武器にできる」のが他の異界師と比べてなんで呪われてるのかよくわからんのよな、どっちも超常現象使ってるというアレしかないから、そういう意味では秋人君の半妖だとか不死身の方がわかりやすかった。

でも、「ずっと一緒に生きてくれますか」からのタイトルバックで「未来篇」ってのは良かったと思う、未来篇って、そういうことか!!みたいな、そして最後の最後の栗山さん、いい笑顔で、なんと幸せそうな「不愉快です」なんやろうか、とりあえずなんかいい感じで終わって良かったよ!ある意味これが駄作と良作の「境界」の彼方なんやな!!!