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ジャッキー・チェン 必殺鉄指拳の福福吉吉のレビュー・感想・評価

2.0
🐉 Jackie Chan-ISM Vol.013 🐉

ジャッキ-・チェンの必殺鉄指拳

◆あらすじ◆
義父の洪によりカンフーを学ぶことを禁止されていたリュウ(ジャッキー・チェン)は、無宿大将(ユエン・シャオティエン)と出会い、カンフーを学ぶ。成長したリュウは飲食店で働いていたところ、無銭飲食しようとするチンピラを懲らしめたことろ、チンピラたちに絡まれるようになってしまう。そのチンピラたちの首領はリュウと因縁浅からぬ関係にあった。

◆感想◆
ジャッキー・チェンの製作年の年齢:24歳
(但し、撮影時は20歳)

最初にリュウの父がチンピラたちの首領に殺されるシーンがあり、その結果、叔父である洪が義父としてリュウを育てている設定なのですが、カンフーを学ぶことを禁止した理由を説明することなく、ただ、闘ったリュウを折檻する鬼のような父として描かれていて、その父に認められるなどそれまでのカタルシスを解放する部分が無く、残念でした。
結局、ストーリーはリュウとチンピラの絡みを多用する展開になっており、チープすぎるものでした。

本作の良かった点として、蛇拳や酔拳で師匠役で出演していたユエン・シャオティエンが本作でも師匠の無宿大将として出演し、コミカルな演技や格闘、リュウの特訓などを見せてくれている点が挙げられます。また、無宿大将の登場シーンはかなり多く、中でもジャッキー・チェンの拳法シリーズでお馴染みの痩せのひょうきん者ディーン・セキとの立ち合いも観ることができました。

所々で、ジャッキー・チェンの代役がアクションをしており、完成品として出来は良いものではありませんが、珍しいものを観ることができたと思います。

鑑賞日:2022年11月20日
鑑賞方法:Amason Prime Video
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