人生の無駄遣い

呪(のろい)の人生の無駄遣いのレビュー・感想・評価

呪(のろい)(2013年製作の映画)
2.1
山梨県警と山梨国際大学に
多大な風評被害を与えた
日本人が出ない日本が舞台の映画。

山梨国際大学の学生で
日系アメリカ人の主人公は
幼い頃、樹海で母親が自殺した過去があり
来たるべくハロウィンの日、
母の供養の為に樹海へと訪れる。

さらに、その様子を記録に残すために
友人たちはドキュメント形式で撮影を行う。

樹海に入るとすぐに
警察官が遺体を運ぶ姿を見つけたり
自称、樹海に詳しい謎のおっさんと出会い
母が自殺した場所を教えてもらう。

「この樹海には彷徨える魂が存在し
 木々、大地、大気に影響を与える」

「そして時に、樹海そのものが
 訪れた人間を惑わせるだろう」

おっさんの警告通り、
1人、また1人と樹海に呑み込まれていく…


果たして主人公は
母の死の真相を見つけられるのか?
それとも樹海に呑み込まれてしまうのか?


結論は、全員死にます。
だってパッケージに書いてあるじゃん。
“4回泣けます。”(笑)みたいな
某コーヒー映画のキャッチコピーより
正直だと思います。

富士の樹海を舞台にしたホラー作品ですが
日本っぽさも樹海っぽさも皆無でした。

だってそもそも字幕のみだし
作中の日本語なんて自殺抑制看板と
バイリンガル山梨県警察くらいですし…

「ソコ、石アルカラネ」
「他、ヤルコトアルシ」
「camera🎥、渡シナサイ!」etc…

山梨県警の方は英語が流暢に話せる代わりに
日本語の発音を忘れてしまうのですか?
顔立ちも変わってしまうのですか?

そして
山梨国際大学には日本人学生は全くいなくて
公用語が英語になるくらいの
インターナショナルスクールなんですか?
スゴイね。山梨県。

ホラー要素も
樹海に入ってからマナー違反したやつから
次々に死にます。…物理的に。

1人消える→内輪揉め→単独行動→死!
…それ樹海じゃなくても死ぬ奴だからね。

ストーリー自体も何のひねりもないので
至極退屈な作品となっております。

見どころがないので書くこともないですが
樹海じゃなくてもマナーは守ろうね🤗
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