オリオン

呪(のろい)のオリオンのレビュー・感想・評価

呪(のろい)(2013年製作の映画)
3.0
この間、深夜に空を見上げると、オリオン座が上がっていました。
もう冬はすぐそこなんだなぁ、と。
あ、どーもオリオンです。

これ、皆さんの評価はあまり良くないみたいですが……
ごめんなさい、私は面白かったです。

ストーリーの進め方も上手かったと思います。
樹海では自殺は当たり前、を鑑賞者に植え付けておいて、不自然さを感じさせない空テント発見の流れ。
意味深に現れる少女の幽霊。
これらの伏線回収なんかも合格点です。

外国人大学生の男女が、日本の青木ヶ原樹海でワチャチャ。
出てくる幽霊が日本人で白い着物。
ヒロインも日本人風の顔。
エキストラを含め、まわりの登場人物もウサン臭い日本人。
これらの映像をずっと見せられるもんだから、邦画を観てる錯覚に陥って、観賞後に「あ、これ洋画やったんや」となります(^o^;)
ただし、お決まりの『ココがヘンだよ日本描写』もあるので、これが好きな人は思う存分ツッコミ入れて楽しんでください(^o^)

ジャンルは怨霊モノなんですが、そこはやっぱ洋画の性質からなのか、最後のほうは悪魔&ゾンビ映画みたいになっちゃってます(*_*;
そこが気に入らないといえば気に入らない(´-ω-`)

オーラスのオチは、救いのない感じが個人的に好きでしたね。

あんまりレンタル店には出回ってないでしょう作品なので、探してまで観るような映画ではないですが……(*_*;
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