刑事サクマタダオは連続強姦事件の犯人で主犯格のカンバラヨシオをを逮捕する。
しかしサクマはヨシオの母親が同郷のユキの息子と分かりショックを受ける。
そしてサクマは忌まわしい過去を持つ山口県の村に戻る。
ストーリーは明治時代の長州藩の頃にまで遡り、カンバラヨシオのルーツを辿り語っていくサクマ。
題名通り「異常者の血」によって女性が強姦され殺されていくシーンがつづく。
強姦されては子を宿す。
そしてその血は受け継がれていく。
なんというストーリーだろう…。
ひたすら暗くて重いショッキングな作品だった。
若松孝二監督作品