蟹ばる

オレだって侵略者だぜ!!/ギャラクシー・インベーダーの蟹ばるのレビュー・感想・評価

3.4
テレレレ~テレレレ~テレレレ~

大学からの帰り道、定期圏内にも関わらず一度も足を運んだことの無かったTSUTAYAに初突撃すると、なんとレンタル落ちDVDコーナーが充実しており、『獣人ゴリラ男』や『悪夢の惨劇』といった古き良きB級映画のDVDが安価で販売されていたのであります。そんな癖者揃いの商品棚の中でも一際異彩を放つ、安っぽいパッケージに目を引かれたのが、この『ギャラクシー・インベーダー』。パッケージの裏を見ると「ドン・ドーラー監督作品」とあり、コレは観たい!買うしかない!と500円で購入。

どっかの田舎の雑木林みたいな所にUFOが墜落!
そして、半魚人と髑髏を合体させたような、怪人アマゾニア風のグリーンマンが出現。地元のアル中オヤジ率いるハンター軍団との死闘が始まる!!

VHS並みの粗い画質、緊迫感に欠ける銃撃戦、半径100mで全て済ましたようなロケーションなど、ポンコツ映画ファンにとっての見所は満載。そして『ギャラクシー・インベーダー』というタイトルの癖に侵略らしい行為は一切見せないエイリアン!出来は酷いがSF愛を感じる素敵な映画だ❗
蟹ばる

蟹ばる