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きのうの夜は…のとぽとぽのレビュー・感想・評価

きのうの夜は…(2014年製作の映画)
3.2
関係を持ってから始まる恋...愛、自分の本当の気持ちに気づくまでの回り道がもどかしくもリアル。真剣になれない男たち、その場しのぎ、マンネリ、ケンカ別れ、そして。ケヴィン・ハートはじめノリノリなキャストの気心知れてそうなくらい抜群な相性と、ロマンスとコメディを嫌味なく両立した脚本で、ゲラゲラ笑えるのに深い人間関係への観察。最初の勢いもいつかし心突き動かされているかも、笑いを取っても辛辣になりすぎることなくどこか愛しく温かな眼差し。コメディ映画だからもちろんオーバーな瞬間もあるけど、あるあるってなる。これもまた白人映画の黒人版リメイク(ex. Death At A Funeral 『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』→『お葬式に乾杯!』)。

「俺が抱きたかったダメ女はお前だよ」「私を愛してた?それとも一夜限りが続いただけ?」パチーノを散歩してる「『セント・オブ・ウーマン』の話で脱糞させろ」"Did you just say I love you??!"
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