「クレージージャーニー」もいいけど。
山岳ドキュメンタリー映画。
コンラッド・アンカー
ジミー・チン
レオン・オズターク
人が踏み入れることをゆるさない、『MERUの頂き』を目指して。
偉大で気高き魂たち。美しく険しく祟高なる自然。
どこまでも研磨されたものごとは、宿命的でさえあり、光に向かうかすかな一匹の羽虫のようでもあり… 生きるうえでの一つ一つの行動に極力曖昧なものがない。
リアルとは思えない、彼等とその物語。
映像も構成も、極上で抜群。
深く、生と死のはざまで生きつづける彼等とはあまりにも遠い存在だけど、知ること・見守ることくらいは出来る。
今もどこかできっと立ち挑みつづけているであろう彼らのために、今日の無事を祈りたい。
〈 死とおなじように避けられないものがある、それは生きるということ 〉