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ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男のmhのレビュー・感想・評価

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奴隷解放宣言の少し前に、民間レベルでそれを実現していたニュートンナイトの半生記。
ニュートンナイトは南軍からの脱走兵と奴隷制度からの脱走者からなる民兵とも軍閥とも受け取れる戦闘集団をまとめて指揮した人物。
撃たれても隊列を崩さず行進し続ける古風な戦争シーンからスタート。グロ、ゴアの連続で身構えるも、オープニング以降は落ち着いて見れた。
人里離れた土地にあるうち捨てられた教会って、アメリカ人にとってかなり象徴的な場所なんだろうね。「アウトサイダー」とか最近では「ウォーキングデッド」とかにも出てきたけど、どっちもよく覚えてる。
北軍の将軍からの支援は得られなかったからといって、自暴自棄にはならなかったあたりが、この人物のすごいところ。
南北戦争が終わってからは、保安官として働いたとのこと。
終盤はKKK団のエピソードが多くなる。
プロットいっぱいでめまぐるしいけど、黒人との結婚が違法だったとか、奴隷解放宣言はリンカーンの死後に大統領に就任したジョンソン大統領がひっくり返したとか知らなかったので勉強になって楽しかった。
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