とても誠実で真面目な作品だとは思うのだけど、娯楽性を排除しすぎて無味乾燥になってしまっているのが残念。
ニュートン・ナイトという人のことは全く知らなかった、でもマコ兄だからそりゃ公開初週に見るっしょって意気込んでたけど、全然気持ちを揺さぶられなくて、もう少し劇的に描いてくれてもいいのにって感じ。
南北戦争とか奴隷解放について、これだけ定期的に作品が作られるってことは、伝え続けていかねばならないってことだともちろん分かってるけど、「ジャンゴ」とか「ヘイトフル・エイト」みたいにちょっと茶化してでも惹きつけてくれるほうが映画としてはやっぱり面白い。
KKKものとして名作と名高い「ミシシッピーバーニング」を近いうちに見てみます。同じくマコ兄の「評決のとき」も名作やで〜
