とぽとぽ

ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男のとぽとぽのレビュー・感想・評価

3.0
「奴隷はどこにもいない」人間は皆平等 --- 言うは易し行うは難し。さながら実録『ダンス・ウィズ・ウルブズ』から始まり、人間の根源に訴えかけてくるような胸熱骨太一大歴史ドラマ。彼らは南北戦争時中、食糧・農作物を搾取する軍の兵士たちに歯向かい立ち上がったジョーンズ郡の自由民 in ジョーンズ自由州。現代の"名作請負人"マシュー・マコノヒー主演 × ゲイリー・ロス監督脚本、共演にはマハラーシャ・アリという熱い布陣で贈る燃える一本。高尚なる製作意図が滲み出て感じさせながらも、その語り口はあくまで淡々(=逆に言えば骨太?)としており、2時間超の長尺ずっと集中して見ているには個人的に少し厳しくツラいものがあったやもしれぬ。それでも表現として意義ある挑戦であることに変わりはない。

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