南部に自由州を作った男
奴隷州の南部が徹底的に悪に描かれていた。そんな中、その場の空気に流されず、農民や奴隷達のの声に耳を傾け、南軍に反撃を企むニュートン。ホントにこんな人がいたんだなぁと感心した。今では民主党が平等を訴えているけど、当時は奴隷解放を訴える北軍が共和党で、奴隷制維持を訴える南軍が民主党という構図で、逆になっているのも興味深い。
南北戦争時代のアメリカ連合国(南部)に白人、黒人の差別の無いジョーンズ自由州を作った実在の人物、ニュートン・ナイトの話。南北戦争の時代、甥の遺体を家族に届けるために南軍を脱走したニュートン・ナイト。農民達から作物を強奪する南軍に逆らい、追われる身になる。湿地に身を隠し、そこで脱走した黒人達と出会い、南軍に反撃を行っていく。
