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ブルックリンのcookieのネタバレレビュー・内容・結末

ブルックリン(2015年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

家族と離れて一人ブルックリンへ渡った女性が運命の悪戯に揺れ動く、人生の機微に触れる作品。
偶然にも2作続けてアメリカのアイルランド移民が描かれていたことで、知り得たことが多かった。

同じ白人移民でも、出身国で底辺扱い。
アイルランド🇮🇪やイタリア🇮🇹の訛りに敏感であれば、より入り込めるはず。

言葉がわからなくても胸に沁みるアイルランド民謡🎶
人々の表情だけで泣けてくる🥹
民謡の力って万国共通🌏
https://youtu.be/5ZwneauRgX8

あのラストにしばし茫然。。。
幸せそうな二人🫂
これってハッピーエンド?!
エンドロールの間中もずっとモヤモヤ😣
アイルランド人ということは、カトリックなのだろう✝️
意地の悪いお婆さんがどうこうではなく、もうああするしかなかった😮‍💨

エイリシュの努力があったからこそ彼女は輝き、夢に描いていた仕事へ、しかも母や友人と一緒にいられるチャンスが訪れる。
ジムとのことがなかったとしても、選択の余地くらいあっても良かった気がして...(女性目線だからかな?この時代仕方ないけれど、幸せの尺度が恋愛や結婚ばかり😓)
一気に舵を切る決断の清々しさの裏に感じた切なさが、本作の一番の記憶🫧

人生は選択の連続...
よくあるイタリア男性のイメージとは違う一途なトミーには好感が持て、広大な土地の計画は先見の明があると思えた。
エイリシュが家族会社の会計士としても幸福な人生であったことを願う✨

【notes】
●ドジャース⚾:チーム創立から1957年まではブルックリンが本拠地の「ブルックリン・ドジャース」。現在の「ロサンゼルス・ドジャース」
●初のカトリック系 ケネディ大統領の就任は、この10年後(バイデンは2人目)
●時代は遡るが、タイタニック号の最終寄港地はアイルランド⛴️
3等客室のパーティーシーンはアイリッシュダンス💃とケルト音楽🎵
'12/4/10 サウサンプトン🇬🇧
    ⇒シェルブール🇫🇷
  4/11 ⇒コーヴ (当時のクイーンズタウン) 🇮🇪      
    ⇒ニューヨーク🇺🇸行きの新乗客の多くはアイルランド移民   
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