しずく

ブルックリンのしずくのレビュー・感想・評価

ブルックリン(2015年製作の映画)
3.8
1950年代、アイルランドからNYのブルックリンへ移住した若きヒロインの成長を描いた青春映画。ヒロインを演じたシアーシャ・ローナンの表情が本当に繊細で素敵で、素朴な田舎娘が都会でどんどんあか抜けていく様子や、変わる環境の中大きく揺れ動く心情を見事に表現しています。

特に後半の食料品店主の絶望的な言葉に接し、ヒロインが「忘れていた」とセリフを吐いた表情にすべてをもっていかれました。この映画の核をすべて表している彼女のあの表情はすごかったぁ。(2022年鑑賞@wowow)
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