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ブルックリンのtakeachanceのレビュー・感想・評価

ブルックリン(2015年製作の映画)
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とにかく色彩の美しさに目を奪われた。

アメリカにおけるブルックリンの位置づけとは、
日本における「川崎」みたいな場所だと思う。
沖縄系の人たちとか朝鮮系の人たち、
いわゆる移民の人たちがたくさん住んでいる労働者の街。

教会で披露される歌は一体何語なんだろうと思って
調べてみたらアイルランド民謡らしい。

前半であれだけ人生を変える恋のシーンが続いて、
アイルランドに戻ったとたんに
コロっと彼氏を乗り換えてしまうのが
解せない気もするけど、
かつては何者でもなかった、なれなかった自分が、
いざ故郷に戻ってみると、存在価値を認められ、
色々と求められる立場になる。
以前なら選ばなかったであろう別の人生を生きてみたい、
と思う彼女の気持ちもわかる気もする。

あのアン・ハサウェイ似というか
リヴ・タイラー似のデパートの上司は
何という名前だろうと気になって調べてみたら、
ジェシカ・パレという名前のカナダ人の女優だった。
覚えておこう。
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