ユカリーヌ

ゴースト・イン・ザ・シェルのユカリーヌのレビュー・感想・評価

3.7
【過去に観た映画】2017.4.7

攻殻機動隊マニアのヲタ君が
吹替版がいいとのことで、吹替で。
   
近未来のアジアンな都市の世界観がなんとも不思議な雰囲気。
   
画面が暗くて、シーン数が多くて、めまぐるしく変わって、あたふたするけど、ストーリーはとてもわかりやすかったし、
ただただ映像の凄さと、
少佐(スカヨハ)の美しさとボディラインに見とれるという感じかな。
   
科学の進化により、どんどん義体化していく人。
機械と人間の違いって何だろうとか、魂はどこにやどるのだろうとかという根本的な哲学的テーマは伝わるけど、
ドラマ部分がちょっと弱いかな。
でも、そういうことを求める映画ではないのかも。
    
お坊さんらしき人の意識をつなぐ「独自のネットワーク」って! とか、
社長、無防備すぎやん!
と言ったツッコミどころは多く、観終わった後に盛り上がれる映画でもある。
    
パンフレットの最後のページにあるイラスト。
奥が芸者ロボットで、右にいるのが北野武。
エンドロールでは“BEAT”TAKESHI KITANO‎
になってた。
    
アニメ版の押井守監督が、実写版といっても、CG、編集技術が凄いので、アニメ版の最高版
という感じというようなことを書かれていた。
その位、凄い技術に圧倒される。
    
原作本。
創作者たるもの、これを読めと、昔ある人に薦められて読んだけど、わからないっ……。
    
ヲタ君にアニメ版を薦められて、以前観たけど、寝落ち……。
こんな私でも映画は楽しめた。
だから、予備知識なくて観るのもいいのかも。
ユカリーヌ

ユカリーヌ