鍋山和弥

ゴースト・イン・ザ・シェルの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

日本版の、『攻殻機動隊』では、ネット上の、ウィルスが、独自の進化を遂げ、自我を持つという、どちらかと言うと、『ターミネーター』や、『アイ、ロボット』に近い存在でしたし、その自我を、持ったウィルスは、生物足りえるか?人権はあるか?という、哲学染みた話でしたが、今作は、それに当たるのは、『ミラ』こと、『草薙素子』の、義体化前の、恋人で、反政府組織の、一員同士という、ちょっと、分かりやすいストーリーに、なってました。やはり、ハリウッドは、分かりやすさ重視みたいです。でも、根底のテーマは、同じで、人間と機械の、境界は?という、問題提起は、そのままに、『ミラ』の様々な苦悩が、描かれ、大変、良くできた改変だったなぁ~と思います。ハリウッド流に、なりながらも、大変、面白いストーリーでした。僕は、どちらもアリだと、思います。
鍋山和弥

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