実験の内容と人間の潜在的恐ろしさを描きたかったのか、実験を行った博士を描きたかったのか、なんとも軸がはっきりしなかった。
かといって真新しい内容もなく、有名な実験の内容と結果を描いたあと、急に博士の人生に重きが置かれてて、どちらも内容的に薄くなってしまっていたように感じた。
実験を知らない人がタイトルをみるとマッドサイエンティスト系の映画と勘違いさせられてしまいそう。
実験を知っている人はその実験や人間の恐ろしさを深掘りしてくれるのかと思いきや博士の伝記的映画になっていることも期待はずれになってしまった。