うーん。思ってた以上にドキュメンタリー風?
そして、かなり地味。
主役のミルグラム博士が、ストーリーテラーとしていちいち画面のコチラに向けてメッセージを発してくるので、それが逆に全体的に胡散臭く感…
原題から邦題何があったんだ…
服従実験、ハンナ・アーレント、アイヒマンと歴史的にみるとビッグイベントばかりで良い。
しかし、映画の視聴者である私たちに語りかけてくること、自分自身をフィクションだと…
このレビューはネタバレを含みます
ミルグラム博士の実験が行われたのが1961年
さらにスタンフォード大学の心理学教授による監獄実験が行われたのが1971年
後者の方が悪質かつ非道徳的な実験で有名になり何作か映画化されているけど、…
このレビューはネタバレを含みます
すごく面白かった。地味だけど。
終始、サウンドが心の置き所がなく地味に狂気的な印象。
全体主義の本質を迫る、服従実験に迫った映画。
最後の、「私たちは知覚をもったパペットだと信じている。」とい…
「ハンナ・アーレント(2012)」から引き続き鑑賞。
彼女が唱えた「悪の凡庸さ」を科学的に実証したユダヤ系アメリカ人 スタンレー・ミルグラム博士について。
「集団生活を営む」という遺伝子レベルで刻…
服従心理の実験シーンを見て直接暴力を振るうとなると服従する人は激減するのではなどと思ってしまう。直接暴力を振るう必要がない人が支持を出し、民衆を暴力へと煽る。指示する側はリアルを知らずに処理してしま…
>>続きを読む服従に関する心理実験と、
その後のミルグラム博士の人生の映画という感じでした。
服従に関連して、認知的不協和の話もありました。
権威の命令には、どんな内容でも不快感を感じながらも従ってしまう傾向が…
人間の心理状態を実験した実話を描いた作品だったのでしょうけど、題材となる実験だけで無く、そこに至ったミルグラム自身も詳細に描いた方が良かったと思う作品でしたね
まぁ、主人公であるミルグラムが一種の…
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