カレス

愛しのグランマのカレスのレビュー・感想・評価

愛しのグランマ(2015年製作の映画)
3.7
IMDb 6.7
吹替/字幕

セージ:妊娠した高校生の女の子
エル:セージの祖母アラフィフのレズビアン、プロの詩人

セージ役のジュリア・ガーナーの吹替の声が自分のイメージと違い高めだが、字幕版の本人の声も高かった。当時20歳くらいなので声が若々しい。お肌もツルツル、ヘアスタイルは相変わらず(この頃既に)大島弓子作品の鳥の巣爆発あたま。

エル役のリリー・トムソンは50手前の年齢設定だが実年齢は80手前。実績あるベテラン女優だ。

グランマと孫娘が主人公で、妊娠中絶がひとつのテーマだが、男の監督でいいのかな。女性監督にもっと女の(美しい)世界を描いて欲しい。
「北の国から '92巣立ち」で純がトロ子を妊娠させた時は菅原文太*が登場するほどの大騒ぎだったが、セージはけっこう冷静で今はそうなの。Netflixドラマ「セックス・エデュケーション」のクライマックスではオーティスがきちんと避妊していて感心した。(そういえば、S1でオーティスは中絶手術したメイヴを迎えに行ったんだった)

エルが昔の夫に会うのだが、その元夫が微妙に渋い。その過去にこだわった涙目の発言は男の気持ちなのだけど、少し分かる。

ジュリア・ガーナーのファンは見て損はない。リリー・トムソンのファンは見るべき。

*トロ子の父

IMDb ジュリア・ガーナー動画
(これだけで3日は飯が食える)
https://www.imdb.com/video/imdb/vi600816409?ref_=ext_shr_lnk
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