AxTxK

アイ・アム・マイケル(原題)のAxTxKのレビュー・感想・評価

3.4
ゲイである、マイケル (ジェームズ・フランコ)は同性愛者を否定するキリスト教を自分が出版している雑誌で取り上げることにし、それをきっかけにキリスト教を信仰し始める。そして同居していた、ベネットと別れ女性と結婚することになるが、、、

マイケルは自分がゲイであること自身に苦しんでいるというより、時として起こる心の苦しみは何なのか、助けを求めたものが、キリスト教だったのではないかと思います。

ラストのマイケルの鼓動と視線の先は何だったのでしょうか。私なりにはベネットがストーリーの半ばでマイケルに言った言葉を思い出しました。

君が苦しむのは本当の自分を押さえ
込むからだ。それが君の抱える、
恐れさだ。

彼は救われたのでしょうか。なかなか考えさせられた、良い作品でした。
AxTxK

AxTxK