カオリ

御用牙のカオリのレビュー・感想・評価

御用牙(1972年製作の映画)
4.5
この映画を3語で表すと「勝新 ちんこ鍛える 映画」
というのも、その昔…私が勝新太郎にハマりたての頃…映画ヲタクな知人に「さいきん勝新のカッコよさを知って!」ってな話をしたら、「これ面白いよ。」って、その場で観させてもらったのが今作でした。
しばらくたち…あ、あれもう一回観たいなぁ…😍と思ったのですが、その斬新すぎる内容に夢中で、タイトルを全く覚えていない…。
んで、まだフィルマのような便利なサービスもなかった頃でしたので…「勝新 ちんこ鍛える 映画」というワードでググってみたら…
あった!これこれー!💛御用…きば?w

ってな経緯のある、思い出?の作品です。経緯なげー‼

そのときに、『子連れ狼』の原作者でもある小池一夫の漫画原作であることを知ったのですが。ぶっとび具合が成程すぎる!

もちろん勝プロ制作、三隈研次監督、勝新太郎主演、企画に若富の名もありました。
こんな役どころ勝新にしか成し得なかったでしょうね。

“かみそり半蔵”の異名を持つ北町奉行所同心・板見半蔵の活躍を描いた「御用牙」の実写映画シリーズ第1作目。

先日、北町奉行所跡から江戸城跡を散策しまくってきまして、江戸時代の古地図なんぞも買ってみたり。なもので、江戸城の地図でてくるとまるで知った街のような気分に!
もちろん、今作はフィクションなわけですが、かみそり半蔵みたいな同心がもしかしたら居たのかも…

チンコに、熱湯かけて、棒で叩いて、米俵に突っ込む…というチントレをする勝新。
なんともまぁこれが…おもしろ×えろ×かっこいい!
なにこれwww
『座禅ころがし』という拷問を得意?とする半蔵。
これは、怪しい女性を捉えて歓ばせて真実を吐かせるというw
なんともまぁ、この技?が面白エロいw
一応、拷問ちっくに吊るし上げるも…チントレで鍛えた半蔵の立派なブツとテクで、女性はたちまち気持ちよさそうに…そしてなぜか全部ゲロるという流れ。

そんなこんなの技?を駆使しながら、上官同心の不正を暴いていく!
っていう、いちおう時代刑事ものみたいな感じなのかな?

さらに、この時代特有な梅ジャムみたいな血糊なバイオレンスと、独特なエロスを盛り込んだ、とても豪華な作品ですね!

ラストはオマケ的な人情っぽいお話を入れ込んで終わりです。

原作はこんな感じに、いろんな事件を解決していく作品になっているんじゃないのかな。いつか原作読んでみたいです。

あと、話に関係ないですが、こういう感じの屋台で不味くてもいいからお蕎麦をすすってみたいです…
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