今の気分にこんなにもピタッと来る作品も珍しい。
自分ながら吸引力あるな〜☺️
フィル友さんも誰も観ていないし、ちょっと独り占めしたようでそこも嬉しい😆
夫を20年前に飛行機事故で亡くし、一人娘は自立。教師を引退して愛犬とのんびり過ごしていた70代のキャロル（ブライス・ダナー）は、老犬だったのでその時が来てしまい、安楽死で見送るところから始まる。
自宅のプールの清掃にやって来た若い清掃員（マーティン・スター）とのちょっとした心の触れ合い、気の利いた会話が絶妙。
近所の好奇心旺盛なシニアの友人3人（ジューン・スキッブ、リー・パールマン、メアリー・ケイ・プレイス）が新しいことへの挑戦に誘って勇気付けてくれるも、虚無感でいっぱいでどうしたら良いのかも考えられない時期だった。
そんな時、タイミング良く感性の合う遊び人風だが紳士的なビル（サム・エリオット）と出会い、20年振りにトキメキが起きるのだが...
誰しも死に向かって生きている。
これはシニア作品かもしれないけど、生きていく知恵や人との関わり方、過去との折り合い、何より自分をしっかり持つこと（一人でもバーに行って飲める女＝カッコイイよね、私は飲めないけど）に背中を押してくれるかも。
ちょっとしたことでもセンスの良い会話が出来るって素敵💫
スカーフの使い方もオシャレで良かった✨
ベテラン女優たちの安定した演技はコメディ感もあります。
観終わってほっこりした気分、また映画が観たくなってきたかも。
