高校生のポーラ以外の家族(パパ、ママ、弟)は耳が聞こえずポーラは手話で会話をするのが日常。
登場人物→農場を営むポーラの家族、学校の友達や先生他。
この作品は2014年のフランス映画。随分前になんとなく録画したのを今頃鑑賞。
「コーダ あいのうた」ってのが2021年アメリカ、フランス、カナダの共同製作のものがあるらしい。そっちは見てないから比較しようがないですが。
これは大変すぎる!って前半で既に察した。通訳役がポーラしかいない訳だからポーラの負担多すぎて、これはいかんでしょ?家族がポーラに甘えすぎ!と思った。
性病の母、来ない初潮、チーズ販売、工場建設、愛の叫び、ガブリエルとデュオ、シミ女、試験、農場撮影、村長立候補、パリ、声変わり、ゴムアレルギーも印象的。
ポーラ以外の家族やポーラの想い人?ガブリエルもあまりにもデリカシーが無くて見ててイラついた。親友のマチルドしかまともなのがいないのか?と思ってたのにマチルドも性的にはゆるいなぁと思ってしまった。好きになっちゃったのなら仕方ないとも思ったけどセクハラ受けてるように見えてしまった。
前半から半ばまではポーラは家族の為に尽くしてるのに家族はそれぞれ自分の事しか考えてない。話し合いとか解決とかって事なんて見てて感じなかったから娘が歌う所を見て父親の中で何か感じたのかな?と私は思うようにした。そんな父親も、まぁ当然と言えば当然だけど妻を愛してる感じが強くて娘より妻って感じがした。
母親や弟も最終的に歌ってる姿見ての変化だろうね…。
まだ高校生なのに家族の為に尽くして生きてきたから忙しくて恋する暇もなかったろうに…だから自分の才能に前向きに進んでいく事がとても輝かしく見えた。
まぁ高校生までしかまだ生きてない主人公だけどそこまでも色々あったろうね。とりあえず良かったよね。この先だって何があるわからないけど良い第一歩を進む事が出来て良かったなぁと思える終わり方ではありました。彼女の新たな行動で家族も成長せざるを得ないんじゃないかな。