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エール!のkotのネタバレレビュー・内容・結末

エール!(2014年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

先にリメイクである「コーダ」を観ていたのだけど、本作も胸温まる作品で良かった。
聾唖である家族の中で、唯一健常者に生まれたヒロイン。そのうえ、歌の先生に「黄金の声」と言われ、才能を見出される。
仲の良い両親、温かい家庭、歌の才能…恵まれているように思えるが、ネックは家族の通訳役として期待され、自立し難い環境だったこと。
しかしそれも後半で解消され、無事旅立つ。
愛娘の歌声を聴くことができない両親の切なさが胸に迫った。
下ネタ多めだが、お父さんが理解ある人で、ほのぼの。先生も良い人だし、基本的にみんな温かい。
「コーダ」よりもこちらの作品の設定の方が無理を感じず、すんなりと感動することが出来た。
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