「マドモワゼル、いい選曲だった」
彼女が試験で歌ってる最中ずっと泣いてた。
とてもとても良作。
あーどこからまとめよう。
まずは、弟(そこ?w)。
家族会議中、娘がパリに行きたいと言って両親が動揺する中、即、姉の部屋が欲しいと言う弟。
兄弟ってこんなもんだよね。笑
からの、パリ行きの荷物を持ってあげるあたりがとっても優しくてステキな兄弟愛だと思った。
耳の聞こえない両親から耳の聞こえる娘が生まれたと知ってプレッシャーから泣いたという母。
親の気持ちでこの映画を見るともう・・大号泣だと思う。
一番印象的だったシーンは
学校の発表会。
映画でも実際に無音になるので、耳の聞こえない両親からの視点になる。
舞台で娘が歌っている。
自分には聞こえない。
周りの人の反応で測るしかない。
からの、あの試験曲を思い出すとまた涙が滲む。
親離れより、子離れの方が難しいのかもね。
私は、未だ見ぬ我が子。
今は想像もつかないからありえないと思うけど、私もいつか子離れできない時が来るのかなー。
ラストの家族のハグはたまらなかったな😭
私は学生時代ピアノを学んでいたので、試験を受けるというシチュエーションは日常だったが、
あんな試験ないってw
(日本では。フランスは知らない)
冒頭にも書いたセリフ、あんな優しい試験管見たことないw
楽譜はなし、伴奏者変わる。
しかも歌始めて三ヶ月で試験受けるってあり得ないよ🤣
たいてい試験曲の譜読みを3ヶ月前だったから。(ピアノ科は。歌科はもっと短いとは思うけど)
にしても、すごい才能。
私は「音楽の才能」なんて無い(有るのは「努力できる才能」)と思ってるのだけど、そんなことないのかしら。
それから、あの師弟関係。
音楽に特化してるわけでもない学校の音楽の先生があそこまでしてくれるなんて。
この前パリ国立音楽院を出た友達と会ったら、
「日本の音大の先生って、なんであんなに怖いの!?しかも先生のピアノなんて聞いたことなくない!?なのになんであんなに言われなきゃいけないの!!こっち(パリ)だとあり得ないよ。こっちの先生はたいてい自身が奏者として活動しているし、あんなに怒ったり叫ぶ先生なんて一人もいないよ!!どうやったらより長所を伸ばす演奏になるかってレッスンをしてくれるよ!!」
ってケーキを食べながら激しく語ってた。
その話もあり、私にはフランスの事情は知る由もないが、こういう師弟関係があるのかもしれないね。
なんて思いながら見てた。
どんな事情があれどレッスンをドタキャンもしくは遅刻したらもうそれはそれは・・・(どうなるんだろ、、怖すぎてそんなことしたことない・・)
あー社会人合唱団にでも入りたくなったな。
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名前をつけると愛おしくなる。
黒い牛と思えばなんてことないが
オバマ
と思うと愛おしくて愛着が湧いちゃう。
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パリの景色が見たくて「パリ」で検索してヒットしたこの映画、
パリは一瞬だけでした😂