戦闘シーンにそこまで迫力はないが雪に覆われた戦場の映像自体はなかなか面白い。後半からナチスの残虐行為告発といった側面が強くなり、苦い後味を残しながら終了するのがまた何とも。

群衆三部作の前にスターリン(ソ連)の勉強でもと思い鑑賞。
ソ連の主要都市を制圧してきたナチス軍
モスクワを目前にその動きを止め、ナチス軍は撤退していく様を映し出す。
細かい事は全然分からないので軽く補完するつもりで見たが連合軍と同じような感じ。
自分達の長所を活かして戦ってるんだからそりゃ
不法入国者を斡旋する父親の手伝いをする傍ら修理工として働いていた。
こういう戦争のドキュメンタリーって毎回勝戦国のオラオラ感が凄い。ロンメル軍団と似たような感じ。
スターリンは全然出て来なかった。

イリヤ・コパーリン
レオニード・バーラモフ

モスクワ及びソ連の市町

完全なプロパガンダ映画。これが1942年のアカデミー ドキュ賞とは時代を感じさせる。
1939年 8月 独ソ不可侵条約
9月 独ソ ポーランド侵攻
1941年 6月 バルバロッサ作戦
1941年 12月 モスクワ目前で撤退
1942年 8月 スターリングラード攻防戦
1943年 2月 ドイツ敗北

ソ連は合言葉は自由だと言ってた。
歩兵はスキーで進軍。
チェーホフの村やチャイコフスキーの生家も楽譜と共に破壊され、トルストイの家も破壊されたと語られていた。トルストイの墓の横にはドイツ兵の墓が並んでいるという。ナポレオンに次いで、ナチスも冬将軍に負けた。

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