アイルランドに伝わるセルキーのお話。
セルキーとはアザラシの事で、陸にあがると人間になり、海に戻る時はアザラシのコートを着ないといけない。
ここがはっきり分かってないと、ストーリーがぼんやりとあいまいになってしまう。
ヨーロッパにはこういう妖精の話がたくさんあるのかな。
昔北欧文学を勉強してた事があったけど、やはり妖精が出てくる話が多かったような…(うろ覚え😅)
ストーリーに大きな起伏があるわけでもなく、と言うかあるんだけど淡々としていてあまりメリハリを感じない。
最初妹に意地悪だったお兄ちゃんが最後はいいお兄ちゃんになるということで。
ただ映像は素晴らしいです。
人物の描写は個人的には今一つだったけど、海や景色は素晴らしい。
絵本が動いてると言っていいほど。
セルキーについてもう少し知識を増やして見るとまた違った観点から感じることがあるのかもしれない。