ぶらぴーにょ

14の夜のぶらぴーにょのレビュー・感想・評価

14の夜(2016年製作の映画)
2.5
青春おバカコメディなのはいいんですが、あんま面白くない。
西暦日付と一緒にわざわざ時刻まで表示するあたりは「夜」というよりは「一日」というべきか。
ハイライトがどのあたりか判別しにくく、アーケードで暴走族と対峙するシーンでの叫び演技やスローモーションは冷める。
廃材置き場の女性と車いすのお父さんとミツルは強烈キャラなのであれぐらいの謎さ加減がちょうどよい。
「桐島~」で冷遇されていた映画研究会も見る層からみれば輝いて見える。
タカシの中学生なりのエロへの関心や父親への軽蔑、ヒエラルキーの嫉妬はあるあるだった。
面白キャラの竹内が途中でいなくなったのはちょっと残念。
ちなみに87年夏の設定ですがレンタルビデオ屋をよく見るとリング、らせん、着信アリ2が置いてあった。制作ミスですな…