貝塚伊吹

14の夜の貝塚伊吹のネタバレレビュー・内容・結末

14の夜(2016年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

『ホットロード』以来の途中で劇場を出ようかと思った作品。

グミチョコパインやボーイズオンザランなど、モテないやつらがモラトリアムから抜け出したい話ってもう、僕は好きすぎで一通り見てきたし、好きだからこそ、裏切りやこだわりが欲しかった。

80年代って設定はあぁいうステレオタイプのヤンキーを出したかったからか?貼ってあるポスターとか置いてあるモノとか、ちゃんとやってるのに、80年代になにが起こってるのかとか全くないし、あぁいうイベントで盛り上がれる子が今の時代いないからあの年代にしたっていう感じがしました。

長回しは好きだけど、モラトリアムな会話をモラトリアムに長回ししててけっこうしんどい。基地であるバンの中での長回しと、婚約者が来る食事の長回しが本当に会話つまんなさぎてマジで劇場から出たくなった。

ただ、最後まで我慢しててよかったな、と、馬鹿なんだけど本当におっぱいで救われたなぁと体感した作品。

ノスタルジーもエモーショナルもなにも感じなかった
貝塚伊吹

貝塚伊吹