原監督によれば「戦後、テレビが天皇になった」というメッセージの作品。作風は大林宣彦監督と似た印象。「8ミリと35ミリとHDビデオの融合」とのことだが上手くいっているとは思えない。過剰な字幕演出も好み…
>>続きを読む8ミリからデジタルまでのさまざまなメディアを駆使して…いるかのように見えてうまく駆使できていないのが泣ける。
この「下手さ」が戦略なのか素なのかははっきりと分からないが、「素」説が濃厚という意見あり…
時に身をまかせてかぎりなくこぼれ落ちゆくいつかのあなたの記憶に、こうした形で触れるとき、私は私の生きてきた歳月をも思いだし、空間に放出したのだった。
おそらくそうした記憶の混ざり合いが映画を作り出す…
ドキュメンタリータッチで戦後日本が失ったものを見せる傍ら、急にミュージカルになったり月光仮面が出てきたりと最後まで明るくてポップな作風。主人公は常盤貴子と石原さとみを混ぜたようなザ・昭和美人。はじめ…
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