つるみん

ハケン家庭教師の事件手帖のつるみんのレビュー・感想・評価

ハケン家庭教師の事件手帖(2013年製作の映画)
3.7
「やはり太一くんは小笠原の息子だ。」

なんやこれ。とツッコミたくなる程くだらないピンク映画なのだが、意外や意外ストーリーの構成が秀逸なため普通に評価できる作品。
ピンク映画は語れるほど数を観ていないし、20歳になったのに上野オークラ劇場にまだ足を運べていないという現実を反省し、フォロワーさんにオススメされた作品をすぐさま鑑賞。

前述した通り、ピンク部分を堪能するのも1つありなのだが普通に話が面白いので見入ってしまう。オススメしてくれた方が言っていた通り『ユージュアルサスペクツ』を彷彿とさせる、1つの事件をそれぞれの視点から振り返る構成。バカみたいな話だけど、映画として十分成り立っていた。

それから黄金比で有名なミケランジェロのダビデ像があるように、ピンク映画の世界での黄金比は七海ななのボディなのだろうなとも思った。


これを皮切りに映画鑑賞の次の段階に進むとしよう。
つるみん

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