ゆっきー

黒いヴィーナスのゆっきーのレビュー・感想・評価

黒いヴィーナス(2010年製作の映画)
3.0
眩暈がするほど救いのない暗い話。
まだ欧州で黒人が珍しいご時世、主人公は見世物小屋→娼館を孤独に渡り歩いた後、病死。黒人はサルに近い存在であることを証明したい学者どもに遺体をバラバラに解体される。すさまじいがもう見たくない。

手持ちカメラ中心だが、非常に見やすい。ゆれる前にカットが割れるし、引き画のカットと寄りのカットの使い分けが絶妙。 とくに、主人公がアフリカンダンスを踊るシーンはすごい。あの、黒人女性特有のケツ肉の揺れに寄ったカットには映画の魅力がつまっており、泣いた。
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