あーぁ

hajiraiマシンガールのあーぁのレビュー・感想・評価

hajiraiマシンガール(2009年製作の映画)
3.6
ノボル、ナイッシュー!

というわけで片腕マシンガールのスピンオフ!

いやぁそれにしても初回限定の特製缶DVD。名付けて『マシン缶』の特典が豪華すぐる!
本編には井口さんと西村さんのコメンタリー付きやしリーフレットには大林宣彦監督との対談まであるしね、

一方特典ディスクにはメイキングに西村さんが務める残酷描写の世界。
高橋ヨシキさんとのトークショーにデモ田中、亜紗美さんのインタビューと特典が128分もあってめちゃ時間を忘れて楽しんでしまった。

改めて舞台裏を観てみてこの映画の凄さを目の当たりにしたわぁ
ゴアシーンなんかはこだわりを凄く感じるし、殆どCGを使わずに一つ一つを非常に手を掛けてやっているのが分かる。

時間も手間もかかるし、もとい日本ではこの時代受け入れられないであろう常識ハズレの残虐っぷりそして馬鹿っぷりをここまで真摯に追求した井口監督ってばやはりすごいなぁ〜と改めて感じるわぁ〜

そんな日本が世界に誇る一作『片腕マシンガール』のスピンオフとして特典ディスクに入ってる短編の今作ですけど、

本編で完膚なきまでに死んだと思われていたヤツらが実は生きていた!という想像の斜め上を行く出だしから始まるのであります。

本編で主人公アミの友達だったというだけで脳天ぶっ刺され早々にお亡くなりになったルーズソックスのヨシエは、同じく細切れになって死んだと思っていた片腕マシンガンの生みの親スグルに助けられ実は生きていた。

そんな復讐に燃える2人だったが街はなんかのっぴきならん様子。

本編で亜紗美姐さん、八代みなせに真っ二つに両断されたハズのデモ田中や島津健太郎親分も実はタコ糸で上手に縫い合わせて生きており、行き交う者全てを根絶やしにする“誰でも殺し隊“を結成し町を恐怖のドン底に陥れていた。

そんな憎き仇敵を相手に天性の恥ずかしがり屋を利用し、パンティを見られると恥じらいに呼応して尻からマシンガンが出るように改造を施したヨシエが悪を打つ!

ここにもう一つのマシンガン復讐劇の幕が上がる!!

これぞ恥じらいマシンガン!
ブルマにルーズソックス最強説!やはりブルマの撮り方はこうでなくっちゃ(・∀・)
コレぞ井口監督に我々が求めていたブルマの美学ですよ!

『いや〜ん。恥ずかし〜。でちゃう〜』言いながら尻から飛び出たマシンガンとアミから受け継いだ片腕マシンガンでのラストのダブルマシンガン最高かよ。

コレで井口補給も感無量なり〜
うむ、本編を観た人なら是非とも観て頂きたいファンムービーとなっとりましたね!

井口監督のこういうんまた撮って欲しいぞー!
あーぁ

あーぁ