なかおなかお

マルメロの陽光のなかおなかおのネタバレレビュー・内容・結末

マルメロの陽光(1992年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

最後、完全に死んだマルメロの実には少しづつ動くことにより白い印が何個も刻まれており、さらに春には(あっけなく)新しい実をつけ、その営みを毎年追いかけるロペス(も輝くダイヤモンドを落とす)、これは何度か言及される老と死と人生の視点から見て示唆的。あんなにも輝いて生命力に溢れ、陽光に照らされたマルメロの実にシミが広がって黒く汚くなってくのは何か感じるものがある。同じものが見えているのだろうかというセリフはなにを示していたのか